更科そばは直ぐには食べないという事を思い出し食べ方を変えてみました。
元「有楽町・更科」の四代目藤村和夫著『江戸蕎麦通への道』の71頁に、『「更科」では、もっと水を切り、昔は茹で上げてから三十分は置いてからでないと蒸籠には盛りませんでした。これも蕎麦の都合です。』と、書かれております。
早朝より茹で上げ1時間ほど置いてから食してみました。その間蕎麦を箸でそっと持ち上げ、蕎麦同士がくっつかない様に空気を入れるようにしました。食してみると、茹で上げて直ぐに食べたのと大違い、ほのかな甘みも感じます。いわゆる江戸蕎麦とは全く違った美味しさが感じられます。やや太めだった更科そばも直ぐ食べては美味しくなかったのに、水切りをするというより蕎麦が生乾き気味ですが、美味しく感じられました。更科そばは打ち方も違えば、食べ方も違い、味わい方も違う事が判り、これまた勉強に成りました。打ち方は失敗だった更科そば、でもまんざら失敗では無かったかも、何事も試す、挑戦する、蕎麦打ちは楽しいですね。もう二日間主食は蕎麦だけで通してます。明日もきっと蕎麦でしょう。お腹がゴロゴロと鳴り、ガスが溜り臭くない屁が沢山出ます。きっと蕎麦が発酵してるのかも?そんな訳で、今日も写真は有りません。そうで、ガスか………