更科そばは細くなければ美味しくない

今日は島の患者さんにそばを食べて貰う『そばの日』で、更科そばを用意した。と書けば聞こえが良いが失敗作であった。昨日延岡(九州本土側)の家で湯捏ねして打ち始めたのであるが、最後の調節加水が多くズル玉となった。こういう事は良くないと思うがこの際経験と思い、こね鉢に薄く延ばし扇風機で水分を飛ばし、少し水分が飛んだら裏返しと、これを何回か時間をかけ大分水分が飛んだところで纏めた。未だ柔らかめであったがそれで打ってみた。だが薄く(1ミリ以下)延すことが出来ない。結果以前に打った出来映えとは全く違った更科になった。更科そばは細くなければ美味しくない、と言うより太目の更科そばは、細めの更科そばとは全く違った食感で、人によっては不味いと言うかも知れないのであるが、島の患者さんにとって白い更科そばは珍しく初めての事なので、言い訳を述べ食して貰った。誠に恥ずかしいことであったが、これも経験と、戒めにしたい。次回の『そばの日』は、汚名挽回に勤めたいと思います。御免なさいね、恥ずかしくて写真はありません。

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