宮崎ガスそば打ち教室での模範打ちは玄ソバ超粗挽きを二八で1.5kg加水率56%で + 全麺協段位認定初段受験者講習

本日の宮崎ガスそば打ち教室は11名の参加で行い、模範打ちは玄ソバ超粗挽きを二八で1.5kg加水率56%で打ちました。昼食に茹でたところ今までの食感とはまるで違うのと、初めて食する人が多かったようで好評でした。蕎麦打ち道具を一式揃えたいという方と、そば粉・打ち粉を購入したいと数名申し出があり徐々に同好者が増えてくるようで喜ばしい限りです。

又昨日と同様午後からは全麺協段位認定初段受験者2名の講習を行いました。

宮崎そば打ち倶楽部延岡のそば打ち練習会を行い延べ19名の参加

17日・18日(海の日)と二日続けて宮崎そば打ち倶楽部延岡のそば打ち練習会を行い延べ19名の参加を観、参加者全員が玄そばの超粗挽きの経験がないので二日に亘り模範打ちをしました。順次全員木鉢に入れたザラザラした粉に触れ、又加水を多くしたズル玉様の玉を練ってもらい、昼には其れをメンバーに茹でてもらい食べ、ほとんどの人が初めてのことだったと見え、練習にも増してよい体験だったと喜んでもらえました。

福井県産の玄ソバ超粗挽きと丸挽き40メッシュ

延岡東ロータリークラブのホームページ担当の委員会を延岡の自宅で開き、委員会終了後懇親会を行いました。メンバーの店から酒の肴を取り寄せ、食事は私が福井県産の玄ソバ超粗挽きと丸挽き40メッシュの二種類を用意し、乾杯後まずは超粗挽きの田舎そばを軽く食べました。ビールの後メンバーの酒蔵「千徳」の大吟醸酒を飲み干すと、次は焼酎を一升空けながらの懇親会楽しい話は尽きずこのままでは日を跨ぐことになるので、締めに丸挽きを食べてお開きとなりました。何時もながら友と飲む酒は美味しいです。

延岡東ロータリークラブ創立45周年記念例会で手打ち蕎麦を披露

延岡東ロータリークラブ創立45周年記念例会が延岡のガーデンべルズで行われ、手打ちそばもお出しする事が出来ました。前日に丸岡産の玄挽きを二八で7.5kg打ち、祝宴開始前に薬味のネギ、おろし大根、ワサビも91名分をバットに振り分け、事前に手順の確認で少量を二度ほど茹でリハーサルを行い準備万端で開始を待ちました。私が茹でを、家内が盛り付けを担当で行いましたが、休みなく連続で一時間ちょっと掛かりました。

大好評で十数人の会員からお褒めを頂き、一人で三皿食べた人もいました。大勢さんを相手に蕎麦を茹で上げたのは初めての事で、大変良い経験をさせて頂き多少なりとも自信が湧いてきました。好きだから出来ることで体力の勝負です。

年越し蕎麦を約30kg打ちました。

年越し蕎麦を約30kg打ちました。既に『そばの茹で方』は作ってあったので、年越し蕎麦のラベルを作り体裁を整えることにし、写真の様にしたパックに蕎麦汁を5人分(550cc)添え風呂敷に包みセットとしました。ちょっとした心遣いでそれなりの見栄えに成ったと思います。来年は蕎麦汁を入れる容器を見つくろってみようと思っています。



あくまでも楽しみながら今まで指摘されてきた技術面を考え考え打ち、来年の認定会3段受験の勉強には成りましたが、ただ一言『疲れました』。

でも、根っから好きなんでしょうね、楽しかったです。

来年も楽しみながら打ちたいと思っています。

山口県防府天満宮近くと思われる酒膳庵『天壱』というお店で『十四代』

強化講座の帰りは、山口そば遊人会の阿部進さんの会社(防府市)にお邪魔し、今年私が受けたスコラ蕎麦打ち強化講座のビデオを二人で観ました。と言うのは、その時全麺協認定会四段に向けて粗引き粉での練習者もおり、その難しさのビデオを観ようという事でした。

何本かのビデオを観た後、美味しい魚を食べようという事で防府天満宮近くと思われる酒膳庵『天壱』というお店に案内されました。蕎麦打ち仲間の店だという事で、雰囲気、従業員の対応どれも申し分なく、先ず生ビールを注文しました。一口飲み酒のメニューを観ると最後に『十四代』が書いてあり驚きました。山口県で『十四代』にお目にかかるとは!

山形県村山市の蔵元まで訪ねた程気に入った酒で、中々手に入れるのが難しいです。それも色々な品種が置いてあり、残り少ない瓶のは『どうぞサービスで飲んで下さい』と純米大吟醸『七重二十貫』を出してくれました。その他自分が知らない品種がいっぱいありましたので写真に撮って来ました。これ程『十四代』を揃えた店は知りませんでした。

『目黒のさんま』では有りませんが、『十四代は防府に限る』です。

追伸 勿論料理も最高でした。

揚げ蕎麦, 蕎麦もやしサラダ, おろし蕎麦(ネズミ大根), ガレット白髪ねぎ・カイワレ大根・ 焼き豚・蕎麦味噌添え

「新そばを食べる会」を延岡の自宅で懇意にしている友人4名をお迎えし夕方5時から行いました。お出しした品を写真に撮る様にしたのですが撮るのを忘れて食べてしまい一部掲載できません。そば粉は幌加内産と常陸秋そばを用意、その他のメニューも用意しましたが、満腹で全部をお出しできませんでした。

揚げ蕎麦

蕎麦もやしサラダ

ガレット白髪ねぎ・カイワレ大根・焼き豚・蕎麦味噌添え

胡瓜の鬼がらし漬け

宮崎牛シチュー

鯵のたたき(なめろう)

ネギ塩

おろし蕎麦(ネズミ大根)

ゆずのワイン煮

鳥わさ三つ葉添え

活(生)シジミのしょうゆ漬け

ホヤのこのわた和え

幌加内産の新そばで鴨南蛮

今日は勤労感謝の日ですが、都合により今月の「そばの日」としました。今まで鴨せいろは二度ほど治療が済んだ患者さんに食べて頂きましたが、今回は鴨南蛮としました。

昨日延岡の家で幌加内産の新そばを2.5キロ程二八で打ち、今朝8時30分の高速艇で島に帰り、あわただしく準備をしましたが、鴨肉もレアの状態でお出しすることが出来大変好評でした。

患者さんに試食していただく「そばの日」を初めて1年の上になりますが、初めの頃と違ってそば打ちも、茹でも大変上達してきたのが実感できます。手際も良くなってきました。それより患者さんが「前も美味しかったけど、今の方がもっと美味しい」と率直に言ってくれます。

「そばの日」は自分にとって良い「勉強の日」に成っております。

更科そばのおいしい食べ方

更科そばは直ぐには食べないという事を思い出し食べ方を変えてみました。

元「有楽町・更科」の四代目藤村和夫著『江戸蕎麦通への道』の71頁に、『「更科」では、もっと水を切り、昔は茹で上げてから三十分は置いてからでないと蒸籠には盛りませんでした。これも蕎麦の都合です。』と、書かれております。

早朝より茹で上げ1時間ほど置いてから食してみました。その間蕎麦を箸でそっと持ち上げ、蕎麦同士がくっつかない様に空気を入れるようにしました。食してみると、茹で上げて直ぐに食べたのと大違い、ほのかな甘みも感じます。いわゆる江戸蕎麦とは全く違った美味しさが感じられます。やや太めだった更科そばも直ぐ食べては美味しくなかったのに、水切りをするというより蕎麦が生乾き気味ですが、美味しく感じられました。更科そばは打ち方も違えば、食べ方も違い、味わい方も違う事が判り、これまた勉強に成りました。打ち方は失敗だった更科そば、でもまんざら失敗では無かったかも、何事も試す、挑戦する、蕎麦打ちは楽しいですね。もう二日間主食は蕎麦だけで通してます。明日もきっと蕎麦でしょう。お腹がゴロゴロと鳴り、ガスが溜り臭くない屁が沢山出ます。きっと蕎麦が発酵してるのかも?そんな訳で、今日も写真は有りません。そうで、ガスか………

蕎麦もやしで恥かく

50年ほど前のテレビコマーシャルに『ソクラテスが言いました。知らないとは恐ろしい事である。ところで貴方は○○○を知ってますか?』と言うのが有りましたが、今回このことを実感しました。

カイワレ大根の発芽も、蕎麦もやしの発芽も同じ形態で行われる、と何人かの人に指摘されました。種から出た芽は殻をかぶったまま伸びてゆき、二葉が出る時殻を落とす様です。

正に知らないとは恐ろしい事で、小学校で行ったヒヤシンスの水栽培しか知らない自分でしたので、誠に恥ずかしい思いです。64歳にしてまた一つ勉強に成りました。今晩出来た蕎麦もやしを試食します。蕎麦もやしを作る時は種をもっと密集したほうが良いと聞いたので、次回はその様にしてみます。