元旦の朝起きぬけに薬味を刻み人差し指の皮をそぎ落としてしまい今まで蕎麦打ちが出来ませんでした。手から血が出て、これが本当の手違いだと洒落て見たかった訳では有りません。
1月24日の夜所属するロータリークラブ創立45周年記念例会で手打ちそばを出すことに成り、今夜の打ち合わせのために遅い初打ちをしました。
綿利そば製粉より取り寄せた『丸岡産の玄挽き』の新そば1キロを半分に分け生粉打ちと二八の二つを用意し、つけ汁も鴨汁と二つ作り食べ比べることにしました。試食では実行委員長曰く、蕎麦が非常に美味しいのに、鴨汁の味が強く蕎麦がもったいないとの結論で、今回鴨汁は出さないことに決まりました。
12日に会場に茹で釜一式を運びリハーサルをします。90人強の祝宴ですので半人前づつお出ししても50人分用意しなければなりません。実質的な僕のデビュー戦に成りますので今から張りきっております。
写真は生粉打ちで、綿利そば製粉のホームページでは二八で加水率44.6%と載っていますが、僕が打った時は生粉打ちで加水率68%、二八で加水率61%でした。それにしても大きな違いですね。
このざる蕎麦だけ、二八です。
美味しい日本蕎麦の茹で方
今まで作ろうと思いながら延び延びにしていた事ですが、いよいよ切羽詰まって仕上げました。蕎麦打ちに関心の無い方でも解りやすい『そばの茹で方』レシピです。
自分はこのホームページ開設当時に作った大きなアルミの打ちだし蕎麦釜とそれに合わせた竃を持っており、其れなりの茹で方をしておりますが、それに近い茹で方が家庭でも出来ないかと考えておりました。
ホームページにそれぞれの方が『そばの茹で方』を載せておりますが、今一ピンときませんでした。そんな時どうってことはない火力の中心を鍋の端の方にすれば湯が回転する事に気が付きました。その様にされている方も既に居ることと思いますが、レシピに載せている方に出会っておりません。
そこで、年越し蕎麦を遠方の友人に送る際の、自分のオリジナルを作りましたが、一目で解りやすく一ページに収めるのに苦心しました。改良・訂正点が有ればご指摘ください。またこれで良いという方はダウンロードして活用してください。
美味しい日本蕎麦の茹で方のダウンロードはこちらから。
特注そば釜用の特注そば釜蓋
特注そば釜の湯の沸き具合
特注 そば釜とかまど
制作中だったそば釜とかまどが出来上がったところでまず紹介します。
羽釜はK氏と同じにアルミの打ち出しにフィンをつけるようにオーダーしました。竃はロータリー仲間に相談、こちらの要望の設計図面を幾度か修正しながらステンレス3ミリ版を加工制作しました。その際アルミ羽釜のフィンを囲むように半円形の板を2枚アルミ溶接しました。スーパーバーナーはマルゼンの25000キロカロリーのを購入しました。