帝釈峡スコラ高原の「素人そば打ち強化講座」受講の帰りの酒膳庵『天壱』

帝釈峡スコラ高原の「素人そば打ち強化講座」受講の帰りは、恒例に成りつつある日本酒「十四代」を飲むため、防府市の山口そば遊人会の阿部さんのところに寄りました。今回講座に参加した小野村さんから、全麺協四段受験用に使用している粗挽き粉をうって欲しいとの事で、ビデオカメラの前で打ってみました。普段の加水量が私の加水量より少なかった様子で多少なりとも参考に成ったと喜んで頂きました。

 

その後は毎度お馴染みの酒膳庵『天壱』で「十四代」を楽しみました。今回初めに出された槽(ふな)垂(だ)れ「十四代」は濁り酒で勿論始めての銘柄でした。店主お任せで次に出されたのが滋賀県松瀬酒造の純米吟醸「松の司」アゾラで、最後に無理を言って店主愛飲の伏見の純米大吟醸「英勲」を出して頂きました。 肴はいつも通り繊細な心遣いの品々で大満足でしたが、その中に今日スコラで自らが打った砂利が入っているかと思う程の粗挽き外三を茹でて頂き、又店主が打った粗挽きをとそばの食べ比べと、少し酒が過ぎたかなと思うほどの楽しいひと時でした。

山口県防府天満宮近くと思われる酒膳庵『天壱』というお店で『十四代』

強化講座の帰りは、山口そば遊人会の阿部進さんの会社(防府市)にお邪魔し、今年私が受けたスコラ蕎麦打ち強化講座のビデオを二人で観ました。と言うのは、その時全麺協認定会四段に向けて粗引き粉での練習者もおり、その難しさのビデオを観ようという事でした。

何本かのビデオを観た後、美味しい魚を食べようという事で防府天満宮近くと思われる酒膳庵『天壱』というお店に案内されました。蕎麦打ち仲間の店だという事で、雰囲気、従業員の対応どれも申し分なく、先ず生ビールを注文しました。一口飲み酒のメニューを観ると最後に『十四代』が書いてあり驚きました。山口県で『十四代』にお目にかかるとは!

山形県村山市の蔵元まで訪ねた程気に入った酒で、中々手に入れるのが難しいです。それも色々な品種が置いてあり、残り少ない瓶のは『どうぞサービスで飲んで下さい』と純米大吟醸『七重二十貫』を出してくれました。その他自分が知らない品種がいっぱいありましたので写真に撮って来ました。これ程『十四代』を揃えた店は知りませんでした。

『目黒のさんま』では有りませんが、『十四代は防府に限る』です。

追伸 勿論料理も最高でした。

上野の藪そば、蓮玉庵

昨日(8日)の夕方走行距離3300キロで延岡に帰りました。今回も長野道豊田飯山インター近くにある蕎麦屋2軒とオヤマボクチで打った富倉そばを2軒、浅草に出たついでに並木の藪そば、上野の藪そば、蓮玉庵の3軒と合計7軒のそばを食べてきました。

この7軒のそば屋は自分がそば打ちを始めるはるか以前から何回も食べている店です。が、自分でもそばを打ち始めた今では、味わい方が違ってきました。また行ってみようと思われたのが上野の藪そば、それと蓮玉庵でした。

話は前後しますが、昨年は葬式の段取りまで話しておりました8月14日で90歳に成る母に自分の手打ちそばを食べて貰え喜んでおります。

写真は富倉にあるそば屋はしば食堂