昨日の「店主からのお願い」裏面を紹介したいと思います。
「うどん文化圏」なので、お客様の中には、「そば湯」を知らない方が開店当初多くいらっしゃいました。
「そば湯です」とお持ちした後何気なく客席を見ていると、湯桶(そば湯を入れてある)の蓋を開け中身を確認、その後湯飲み茶碗に入れて「そば湯」だけを飲まれておりました。
又、「そば湯」をお持ちすると「これ、どうするんですか?」とお尋ねになるお客様もおりました。
そこで「そば湯の説明」を裏面に書きましたが、お客様同士話し込んで説明文を読まれてないのか、それとも「そば湯」を好まれないのか判りませんが、膳を下げて来ると蕎麦猪口(蕎麦汁を入れた容器)には食べ終わった蕎麦汁が残っており、「そば湯」も全く減ってない事が今でも多くあります。
「蕎麦文化圏」で育った私は、残った蕎麦汁にそば湯を入れ飲み干してから店を出ますが、店で下膳した蕎麦猪口を見て残念に思うことが今でも多々あります。
出来ましたら残った蕎麦汁を各自お好みの濃さに「そば湯」で割り、蕎麦汁を最後まで味わって頂ければ幸いと思います‥‥