山梨翁(長坂)での製粉と営業を含めてのそば打ち総合研修を店主の大橋さんにお願いし、昨日20日に延岡を経ち本日から一週間余日の予定で遣ってまいりました。

山梨翁(長坂)での製粉と営業を含めてのそば打ち総合研修を店主の大橋さんにお願いし、昨日20日に延岡を経ち本日から一週間余日の予定で遣ってまいりました。通いではなく翁に宿泊しての研修を希望したことで数多くの収穫が有りましたが紙面の関係で幾つか要点だけを綴ります。

 

まず農家を指導し大橋さんが理想とする玄ソバを作っていること。畑の土壌改良・肥料の有無と多少、畑の場所植え付けの品種によっては手狩り・天日干しを自分達で行う、機械乾燥時には低温乾燥を指示(低温乾燥には長時間要する為に大型乾燥機を2台購入計3台)等、又製粉にも同様の気遣いをしており美味しいそば提供の為の努力に感心するばかりでした。

 

私が水回しをして大橋さんが打った蕎麦と別の日に私が水回しから切りまでをした蕎麦と、二回に渡って大橋さんが打った蕎麦との味比べをさせて貰えましたが、二回とも味が全く違っておりました。大橋さん曰く「中山さんの蕎麦は、水は回っている、香りは弱いが美味しい、優しい蕎麦だね」と、又同時に試食した奥様にもOKのサインを頂けました。

最終日には黙って二つを順に出されましたが自分の蕎麦がどっちか直ぐに解りました。大橋さんの方は香り腰があり、「俺、蕎麦だよ」と主張しておりましたが、私の蕎麦は「優しく語り掛ける」といった蕎麦でした。自分で言うのも変ですが私の蕎麦は「主張が弱いというのではなく優しい主張があるといった感じ」で、貴重な体験をさせて頂きました。

 

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